ビジネスバッグの持ち手付け根(ループ)の修理です。
今回はご覧のビジネスバッグの持ち手付け根(ループ)が切れてしまった事へのご対応です。
元の切れてしまった物を参考になるべく似たパーツを作製しました。
(元よりも確実に強度のある造りにしてあります)
かばん・バックの代表的な修理の1つです。
やはり荷重のかかる部分は痛みが進行していきます。よってなるべく中身を軽くしてあげられればいいのですが・・・。
中にはかばん自体が重く、中身はほとんどいれてないのに・・・。というケースもあります。
靴もかばんも見た目でお選びになるのが当然ですが、
お買い求め時にこういった【造り・強度】の事もふまえながらお選びになられると良いかもしれません。
(残念ながら、選択肢が半減してしまうのも事実ですが・・・。)
【ループ作製・取り付け (1ヶ所) ¥2625~】
ショルダーバッグへ
今回はご覧のバッグをショルダー仕様にいたしました。
初老のご婦人からのご依頼です。
お出かけ時には杖が必至なので、普段からショルダーバッグしか使用しないとの事でしたが、
今回のバッグは頂き物。せっかくなので使いたい。とのお話でした。
当初ご相談頂いた際、当店の価格ではお考えのご予算から少々足が出る。と躊躇された為
「使わないバッグがあればそのバッグから部品を移植して、わずかながらですが部品代分を減価させましょう。」
と当店独自の打ち合わせ後、後日使わないバッグと合わせ再度お持ち込みになられました。
よって、ショルダーバッグ仕様への必要部品(ベルトループ&金具・ショルダーベルト)はお客さまの手持ち不要バッグの物が使われています。
どのような物でも今回のように対応が出来るとは限りませんし、価格も激減するというわけでもないのですが
使わない物を有効利用するという事は良い事だと思いませんか?
かばん・バッグの持ち手交換+α
バッグのショルダーベルトへの革巻き
今回は切れかけてきてしまったショルダーベルトへの対応になります。
お持ち込み時よりお客さまの中で対応の完成形を頭の中でお持ちのようでしたので、
細部にわたりご指示通りに(縫い位置、糸止めの方法等)仕上げさせていただきました。
相応に厚みが出たので、当店のミシン(八方)での1発縫いは少々厳しいと判断し
糸を通さない状態で空縫いし、下地穴を用意した後に本縫いをかけました。
革やビニール素材は縫いをかけるとその行為が【素材を切る】という解釈もあります。
よって縫い目から徐々に切れてくるという事が多く見受けられます。
上記のような事から不意な縫いは後の切れに繋がる恐れがありますが
今回はお客さまの中でもご考慮された上でのご指示でしたので、スムースに形にする事が出来ました。
【バッグベルト/持ち手の革巻き 1ヶ所 ¥3150~】
バッグのショルダーベルトループ作製
かばん・バッグの持ち手作製&交換です。
かばん・バッグ・靴の金具交換
マグネットホック修理
学生かばんの修理 その2
前回に続き【学生かばん】の修理になります。
症状としましては蓋の金具止め穴が裂けてしまい、蓋留めの金具が蓋から外れてしまった。という状態でした。
そこでまずは蓋部分の補修&補強となります。
金具を取り付ける穴の部分にワッシャーをかまし、ご覧のような芯材で補修&補強した後
カシメにて金具を取り付け完成となりました。
前回、今回共にお客さまは「乱暴に使ってしまう事と入れる物がたくさんあって、いつもバンバン状態」だと
言われていました。
・・・が今思い返せば、学生当時の私のかばんと比べるとしっかり役目を果たしている様子です。
私の場合はワザと芯を抜き、ペタンコ状態。。。な~んにも入れずのかばんでした。
加え、学生ズボンのスソを自分で絞ったりとか。。。当時からそんな事が楽しかった憶えがあります。
【学生かばん留め具修理 ¥2625~】