今回は下駄の底面修理のご紹介です。


ご覧のように下駄の底面【二の字】部分がボロボロになってしまっています。

最近よく売られている下駄は昔ながらの「カランコロン♪」と印象のある下駄とは素材が異なっている物が多いです。
もちろん「カランコロン♪」の下駄も探せば売っていますが、考えるに【コストや量産性】・【履きやすさ(軽さ)】等の原因により現在手軽に買える多くのファッション下駄は素材がモロイと思われます。

今まで修理をした下駄を思い返してみると今回の下駄も含め、【二の字】にはスポンジが貼られていたようです。
そして、その素材が削れてしまい、それでも履き続けると【木がバリバリ(割れも生じます)】という状態になってしまってました。

いわゆる昔からある下駄の「カランコロン♪」は木の音ですが、やはり固く丈夫な種の木が前提だと思います。
【固くて丈夫】=【重い】とTOPリフトでも言える事ですが、やはり現代下駄となるとこうなるのでしょうか?

今回の下駄は幸いにも【割れ】がなく底面も擦り合わせが可能の状態でしたので修理をお受けいたしましたが、
状態によっては難しい場合もございます。

スポンジもこれらの軽木もアッという間に減ってしまいますので早目のご対応をお薦めいたします。
(二の字下駄の修理は靴でいう2足分の作業になります。¥2100~)

正直、この素材は無頓着に釘打ちをすると割れてしまう素材なので打ちたくないのが本音ですが、慎重慎重を前提に釘打ちをさせていただきました。