HERMES【エルメス】 スニーカーのカカト修理です。
NIKE 生ゴムソールスニーカーのソール交換です。
今回はNIKEのスニーカーのソール交換です。
この【生ゴム(本クレープ)ソール】は独特の履き心地の良さがあるソールですが、
欠点の1つとして、【ベタついてくる】という事があります。
いわゆる熱がそうさせている訳で、真夏の炎天下等で履いているとその症状になる事があります。
今回ご依頼の靴もまさにその症状で「歩く度に地にペタペタと貼りついている・・・。」とお困りでした。
そこで当店お薦めのスニーカーにマッチするVibramスポンジシートにて交換をご提示させていただき、
お客さま同意のもとソールごとの交換となりました。
今回のソール交換に関しまして、
粘りのある生ゴムに比べ、交換した素材はスポンジ主体の物なのでソール減りの進行は明らかに早くなる点。
加え、履き心地も変化する点は事前ご説明させていただきました。
異例中の異例です。
画像を見比べてみてください。
今回はベルクロ(マジック)テープ式の靴をひも靴へカスタムいたしました。
この靴、グリーンのオーストリチとかなりインパクトのある個性的な靴です。
ひも靴への変更は納得の部分もありますが、さすがにたくさんの穴を開ける事には躊躇いたします。
しかし私の中でも「良くなるはず。やってみたい!」との気持ちがありましたので
慎重慎重を前提に、思い切って20個の穴を開けさせていただきました。(その後ハトメ打ち)
また靴ひもの用途を最大限に活かす為、邪魔になったベルクロテープは外させていただきました。
完成です。見栄えもよくなり実用性も向上したと思われます。今回は靴の造り上、可能な作業となります。
異例な作業としてご紹介させていただきました。