今回はBetula【ベチュラ】&AURORA SHOES【オーロラシューズ】のソール修理

今回はBetula【ベチュラ】&AURORA SHOES【オーロラシューズ】のソール修理のご紹介です。

まずにBetulaです。

ビルケンシュトックのコンセプトの流れを用いるこちらのブランド。
「ビルケンシュトックの正規販売店では修理対応が不可能だった。。」との事で
当店でご対応させていただきました。

 

目立ったダメージはカカト部のみという事から、ビルケン素材を患部に用い
限りなく違和感の無い仕上がりになったのではないでしょうか?

【ビルケン素材 カカト部(つま先部)¥1575~(面積により変動)】

次にAURORA SHOESです。

今回はVibram#2060を用い、オールソール交換の運びです。

 

【Vibram#2060 ¥8400 】
※状態により大きな見た目の変化なく、約半値でのご対応が可能な場合あります。

CAMPER【カンペール】ソール交換

今回はカンペールのオールソール交換です。

靴は外観からは、アッパーと呼ばれる【上部】とソール(ヒール)と呼ばれる【下部】で成り立っています。

私が思うに、特にこのCAMPERというブランドの靴はその割合が【下部】に赴きがある類の靴だと思います。
その理由に他のブランドにはあまり見かけない【大胆なソールの形】。

これがこのブランドの靴の大きな魅力になっているのではないでしょうか?

そしてこの独自のソールの形成や歩行に伴うマネキは【ウレタン素材だからこそ成り立つ】という部分もあると思います。
そういった意味合いでは修理が非常に困難だとも思います。(ソールの造りによっては修理加工不可になります。)

ましてや、【履き心地】の再現を望まれれば、更に困難な修理内容になり兼ねません。

今回は上記の事柄をクリアー出来る造りの靴を【妥協】と背中合わせながらも
お客さまご了承の上、進めてみました。

まずはこちら婦人物ブーツです。

 

せっかくのソールも素材がウレタンだけに【加水分解】してしまいました。
元の厚みのあるソールの再現よりも、歩行しやすく造り直すという決定事項の元の進行になります。

 

ソールとTOPは柄を合わせたEVA素材を用い、ヒール部には硬質の素材にてご対応させていただきました。
EVA素材はスニーカーライクな履き心地が得られ、ウレタン同様の軽快さが特徴だと思います。

但し、個人的にはヒール部には特に適さない部分があると思います。
理由に、EVAは体重により圧縮されてしまいがちだからです。

私の履いているEVA素材ソール(ヒール)も何年かの使用にて、体重がかかる外側と体重がかかりにくい内側では
全く厚みが異なります。

そのような事から、例えばカカトのTOPを交換しても傾いたままのソールのまま。。。
(修理時に調整は不可能ではありませんが、物理的には厳しいラインの仕上がりになってしまいます。)

これは怖い事に現在(常時)履いている靴ならば違和感が無く感じられるかもしれませんが
他の靴と履きまわしていたり、たまにしか履かない靴となれば、その傾きに大きな違和感を感じられると思います。

(私の場合は久々に履いた時、「よくこんなに傾いた靴、履いていたなぁ。ヒザ痛いし。。。」と思うぐらいでした。)

そのような事から今回はヒール部には硬質の物をセレクトさせていただきました。
加え、私個人的には紳士・婦人物限らずでの【プラスチック製ヒール】は圧縮の事を考慮すれば【なかなかの代物】
という見方をしている部分はあります。

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次は当店ではレギュラー修理になりつつあるこちらのソール交換です。

過去のBlog内でも何足かご紹介しているこの修理加工。

多くのお客さまからの良さげなご意見をいただき、これならば。という感じになりつつあります。

今回も【6mm合成クレープ素材を元に形成+縫い掛け】でのご対応です。

 

こちらの茨城県からのお客さまも好感触のご意見をいただいております。

※過去のカンペール修理は右下の検索窓に カンペール といれて検索してみてください。

Dr.Martin(Martens) 【ドクターマーティン】 14-4

今回はドクター・マーチンの14ホール・レースアップブーツの加工です。

端的に申し上げれば、【編み上げブーツ】
確かに物々しい存在感が在り、独自の雰囲気があるブーツだと思います。

・・・が、いざ実用履きしてみると、その都度の靴ひもの対応に
めんどくささを感じる事もあるのではないでしょうか?

そこで今回は14つ在るひも穴から、4つ分短く加工してみました。

 

メイカータグの再装着も含め、なるべく元に近づける努力はさせていただきました。

 

私的な事になりますが、普段はゴム長のようにさっと履ける【プルオンタイプ】を主に履いているのですが
昨年のお正月の親戚周りの際、その日に限って何も考えず【レースアップブーツ】を履いていたのです。

限られた時間の中で、多くのご挨拶をさせていただかなければならない状況下で
その都度、私の靴ひもを縛る時の【異様な空間】がなんとも。。。
実に【ひもブーツ】の存在が憎かった事がありました。

(実に自分が悪いだけの話ですが、脱ぎ履きが多いと解っている日は避けた方が吉かもしれません。。。)

一時期はレースアップブーツを主に履いている時もあり、
「慣れてしまえばなんでもないんだけどなぁ。」と思っていましたが、
たまに履くと、やはりめんどうかもしれません。。。

Cole Haan【コールハーン】 オールソール修理

今回もCole Haan【コールハーン】 オールソール修理になりますが
私にとっては特別喜ばしい修理のご依頼になりました。

まずに【Before/After】です。

 

 

レザーソールを基準にハーフラバーソールを施した仕様になります。

実はこちらのお客さま、私が現在の店舗を運営する前に勤めていたデパート内の修理工房で
お話をさせていただいたお客さまになります。

かれこれ4~5年ほど前、当時勤めていた修理工房へお越しいただいた際に
修理加工のお導きをさせていただいたのが私でした。

その時には着工までは至らなかった経緯ではありましたが
時間が経った現在でもその時の事を覚えていて下さり、その修理工房の現STAFFさんの
導きもあり、わざわざご遠方よりお越しいただいたのです。

「こんなことってあるんだなぁ。。。」と私自身も驚きと感動を味あわせていただきました。

私の仕事は靴を修理する事ですが、その靴を介して多くの方とお話をさせていただく事が
私の場合は最も大きな喜びの1つとなります。

ゆえに今回、改めてその部分をしかと感じさせていただく事が出来ました。
ご来店ありがとうございます。本当に嬉しい出来事でした。

移転後の当店舗は現在の店舗よりお住まいに近くなりますので
またお気軽にお立ち寄りください。

お待ちしております。

Cole Haan【コールハーン】 オールソール修理

今回はご覧のコールハーン・モカ/ローファータイプのオールソール修理になります。

既存の底のダメージ&接着剥がれの事から、新規一転新しいソールへ交換の運びです。

まずに非常に柔軟性かつ粘りっけのある既製ソールからなるべく似た感触の物を。とのご希望との事でした。
お客さまとご相談の結果、着地点は【Vibram#148+EVAヒール】の組み合わせで進めてみる事となりました。

【Before/After】

 
 

ヒールをEVAで造っている事から、軽快な感触になっていると思います。

「購入時からは10年以上経っている。」とのお伝えに加え
「どうしても既存ソールの事を考えると履きたくても出番がなくて・・・お蔵入り状態でも捨てられなくて。」
とお伝えいただきました。

【捨てられない・・・気にかかる靴】という物をお持ちの方は少なくないはずです。
「再び実用性のある靴に。」とのお気持ちになるべくお答え出来れば幸いです。

カップ型アウトソールはどこへいったの??

今回はご覧の婦人靴のご対応です。
 

ご覧のように・・・どこを直すのかな?という感じでもありますが、
実は画像の白いソール部分に茶のカップ型ソールが被さっていたとの事。。。
(被っていたソールは気が付いた時にはなくなってしまっていたそうです。)

このように申し上げるのも何なのですが、見事な外れっぷりになってしまいました。

そこでお客さまとご相談させていただく中、1つご理解いただかなければならない点がありました。

 

それは・・・ご覧のようにカカト上部がデザイン性のあるアウトソールだったという事。

どうしても靴の底面ではなく【靴のサイド部まで被りのあるソール】は
修理時に障害が出るケースが高いのです。

という事でお客さまとのご相談の結果、アテ革縫いにて【その部分】をご対応させていただき
進めていく事になりました。

 

カカトの【その部分】のご対応後、白の素材に薄めのラバーシートを張り付けていく事も
考慮しましたが、症状再発の恐れを考えて新しく似た感じのソールを造る方向へ進めさせていただきました。

完成です。

 

 

三つ子の魂百まで

今回は子供用・スニーカーのカカト部修理です。

お母さまとボクとでそろってのご来店をいただきました。
お母さま曰く、「色んな意味で買い直した方が良いかもしれないけど、この子この靴にばかり足を入れるので・・・」
とのご相談でした。

ボクにとっては特別な靴なのでしょう!
幸いにも修理が可能な造りをしています。お任せください!!

すり減った内カカト部には白のEVA素材にてアタッチをかまし、
その後、赤のラバー素材で元と同じカカト部パーツを造りました。

(元の構成色の素材を用い、なるべく元へ近づけるご対応で進めさせていただきました。)

 

お戻し時にはボクに試し履きをしてもらったのですが、
結果・・・「気持ちぃい~!」との好感触の感想を伝えてもらいました。

このボクの先々、「直せる靴は直して履いてみようかな?」と少しでも思ってもらえたら
嬉しい限りです。

お知らせ

大変多くのご依頼ならび、お問い合わせありがとうございます。

それに伴い、納期・ご連絡にお時間がかかっております。
申し訳ございません。

現在、順番に着工・ご回答を進めておりますので今しばらくお待ちください。
宜しくお願いいたします。

Repair Garden

カカト部【TOPリフト】修理

今回は靴修理の代表的なカカト部・TOPの修理になります。

まずはこちらジョンロブになります。

【革+ゴム】の同タイプの物でご対応です。

 

こちらのお客さま、当店の開店時からのご利用をいただいていたのですが
この度、転勤をされるとの事でひとまずの〆でのご依頼です。

また新天地でお会いできる日を楽しみにしております!

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そしてこちらはグッチのドライビングシューズになります。

減り具合の状態から、おおごとにせず【必要最小限】でのご対応になります。

 

ライダースブーツの修理

今回は使いこまれたライダースブーツの修理です。

修理箇所は【ソール】と【シフトパッド】になります。
・・・という事でバラしてみました。

中底も左右共にボロボロの状態でしたので、中底補修をしながらの進行です。

 

シフトパッドの交換にはご覧のようなご対応を。
加え、中底・ライニングもなるべくきちんと戻したいとの事で似た木型を導きに使用しました。

 

ソールはVibram#700へ変更です。

 

完成です。