今回はご覧のワークブーツのソールカスタムになります。

 

お客さまのご希望によりVibram#2021(ベージュ)への変更です。
着工にあたり、お客さまとの様々なお話の中【かかとの高さは?】というお話になりました。

実は以前から思っていた事なのですが、元ソールを外しこの手のソールをポン付けしてしまうのは
果たしていかがなものか?

元ソールが同タイプでつま先とかかとの高低差が同じ、または限りなく近ければ大丈夫だと思うのですが
そうでないものはやはり調整が必要だろう。。と思っていました。

今回はお客さまからのお申し出にもソレがあった為、ソレを実行してみました。

この際、Bolero渡邊氏はじめ数人の靴修理人にも意見を聞いてみました。
その中で、「今からやろうとしている事は間違いではないはず。しかし見た事が無い」という意見で
一致しました。確かに私も思ってはいたものの見た事がないのです。。。

その点を踏まえ、ご希望の【茶系での統一】でご覧のように仕上がりました。

 

濃い茶の素材はお客さまにセレクトしていただき、上手にまとまったと思います。

この濃い茶の部分がなかったらカカトが元高より低い為、【後ろ倒れの靴】になります。

私も以前今回と同タイプのブーツにトラクションソールをそのままで仕上げさせていただいた事がありますが(当ブログ内で紹介中)
確かにTOP(履き口筒部)が後ろに倒れているバランスになるのです。

TOP部は履けば【前倒れ】してくるのが自然です。よってそれでは明らかにアンバランスな仕上げとなります。

今回はベージュベースでの作業でしたが、ホワイトだと見た目厳しいでしょうね。。(このあたりが1つの理由でしょうか?)

【Vibram#2021+レザーミッドソール交換+EVA(濃い茶部) ¥14700】