Vibram#100＋シューレース交換
今回はREDWINGブーツのソール交換＋シューレース交換になります。
お住まいが当店までは少々距離がある事もあり、当初は郵送でのご対応をご希望でしたが
ご意向を具体的な形により反映させるのであれば、ご来店を。とのお伝えにご来店いただく運びとなりました。
【＃100ソールへの交換】
ご来店いただき、当初よりの＃100ソールへの交換を基に様々なアプローチから今一度ご検討いただくお話をさせていただきました。
というのは、こちらのブーツ【野山仕様】との事で極力ソール剥がれを避けたい。とのご意向があったからです。
例えば、＃100のカカト一体型ソール＃132との比較。加えソールの縫い止めやビス止め等もお話させていただき
最終的にはお客さまのご判断に従い進めさせていただきました。
お持込み時には【シューレース（靴ひも）】を外されていました。
実はこちらサイドの事ですが、シューレースはグラインダーへの巻き込み事故の原因にもなる恐れがあったり
アッパーのケア時にも外した状態の方がスムースにご対応出来る。という事も事実です。
という事で修理店へのご依頼の際には、今回のお客さまのように靴ひもは外された状態でのご依頼がベターか～も？しれません。
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お戻し時には「靴ひもは無い状態でよろしかったですよね？」とのお問いかけに
「何かある？」とのお返事。「・・・ございます！実は少々前から靴ひもを少しづつご用意してまして・・・」
というお伝えにご覧のような感じになりました。
お客さまからは「靴ひもでこんなにも違って見えるんだね。」という事でベージュ色と黒の2種を作製。ご購入いただきました。
※ひもの長さはご指定の長さで作製させていただきます。
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ご参考までに・・・靴のソール交換を着せ替え感覚で進めてしまうのは私自信良くないであろう。と思っています。
もちろん異種のソールに交換されたい理由が明確であればまずにその部分を突き進めればよいとも思いますが、見た目重視の安易な気持ちでのソール交換は靴には負担がかかるだけかも。と考えています。
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時折、「大事に長く履きたいから・・・」とその靴とのお付き合いの方法を尋ねられる事もありますが、
私の場合は決まって「靴にとっては大がかりな加工は負担がかかるハズですから、なるべく大ごとな加工をしなくてよいようにマメな修理にアンテナを張ってください。靴の身になれば余計な加工はなるべく避ける事をお薦めしますよ。」とお伝えしています。
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上記はあくまで考え方の1つになり、これまた上手にお伝えしたいのですが、靴の修理は【大ごとな加工】と言う事でお金をかければかけるほど、靴に負担をかけ基準を見失い【直しているのか？壊しているのか？】解らなくなってしまうケースも。。。。そういった意味合いでは今回のシューレース交換は【着せかえ感覚】で楽しめる安易な靴の変化と思います。がいかがでしょう？ご興味がございましたらお声かけください。
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最後にこちらのお客さまよりは「来店して良かった。」とお伝えいただきました。
私にとっては【お客さまと直にお話させていただき、お顔が見えた仕事】と【そうでない仕事】とでは異なると感じる部分もあるのが正直なところでもありますので、可能であればご依頼品を使用されるご本人様のご来店をお願いしたいと思っております。
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