今回はREDWING/OXFORDに#2060を施した一例です。

 

個人的には、短靴にはボリュームがある#2021よりも#2060がバランスよく施せる感があります。

お客さまからは「#2021や#2060は減りやすい素材ですよね?・・・だったら厚みで時間を稼ぐ。という方法がいいかな?」
とお伝えいただくケースもございますが、次のような方法も対策の1つかもしれません。。。

【カカト部ラバー差し込み】

 

#2021や#2060のようなEVA(スポンジ質)素材よりも耐摩耗性のあるラバー素材をカカト部に
差し込み加工します。

欲を言えば、ラバーの厚みで賄えるところまで、そのまま履く。というのが経済的なのかもしれませんが
気が付いた時には手遅れ・・・なんて事も考慮すれば、ソール交換時にひと手間加えておく方が良いと思います。

また数日前のダナーの記事でご紹介した【アタッチ加工のライン】が気にならなければ
それなりに減ったソールへも施す事は可能ですが、その場合つま先や底面全体の状態も
考慮すべきかもしれません。。。

ともあれ、今回のようなラバー素材の差し込みをしておけば、しばらくは【ラバー部分のみの交換】という
方法を基準に修理加工が進めていける。といった感じで安心して履いていただけるのではないでしょうか?

【#2021/#2060・・・¥8400】 【ラバー素材差し込み加工 +¥2100】

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