今回はMOCCASINへの底付けご依頼です。

造りと素材(オイルドレザー)は【靴の起源】というべきこちらのモカシンに
【生ゴム】ソールを耐路面用に施す運びです。

【オイルドレザー】と【生ゴム】・・・どちらも近年のケミカル素材ではありません。
しかしこれらの素材、実は普通の靴修理用接着剤では着きが非常によくありません。
(その為か、加工をお断りされる修理店さんもあるようです。)

要はそれらが接着できる接着剤があれば、よいわけで。。。当店をはじめ、ある所には普通にある接着剤です。

しかしもって、やはり接着剤だけでは不安要素が大きいと判断し【縫い】を併用。
折角の革袋の造りに穴を開けてしまいますが、お客さまご了承の上進めさせていただきました。

完成です。

 

自然派素材の【オイルドレザー】や【生ゴム】が近年の既製接着剤では着きが悪いとは・・・。
近年は合成製品がおおいですからね。。。

私が幼少の頃、祖父が【米粒】を糊として使用していましたが、これなら着くかな?
いや、やはり【ニカワ】がいいかな?

当店では日頃より、生ゴム修理対応させていただいておりますので、お気軽にお声かけください。

 

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靴修理・鞄修理店 東山Repair Garden【リペアガーデン】

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