カカト部修理の1例です。
今回はカカト部修理の1例として片減りしてしまった状態のカカトに【アタッチ(アンコ)】を入れて面出し+TOPリフトの取り付け修理です。
このようにカカトが片減りしてしまっています。
TOPリフトを取り付ける際は接地に対する面を出さなければなりません。
そこで・・・分かりやすく色分けしてみました。
【白】の部分が今回ご説明している【アタッチ(アンコ)】になり,その下の【黒】の部分がTOPリフトとなります。
今回はスニーカータイプの靴でのご紹介ですが、革やゴム等のヒールの靴でも元素材と合わせてあげる事で大方まとまります。
この方法はなるべく元の素材を残してあげられますが、【かまぼこ型】のラインが生じます。
【かまぼこ型】のラインがNGなお客さまには1番減っている所からの面出しで【横ライン】の修理していく事も可能ですが、
減り具合等により素材、仕上がりの妥協が生じる場合もあります。とにかく早めの修理対応が選択の余地を広げる事は間違いありません。
黒単色のスニーカーの例です。
【アタッチ(アンコ) 1か所 ¥315】 ※【白】のスポンジ素材の取り扱いをはじめました。