今回は宮崎県都城市のモーターサイクル・カスタムSHOPさん
【CRAZY ORANGE】 N様よりブーツ修理のご依頼をいただきました。
宮崎県都城市にて【CRAZY ORANGE】を手掛けるエンジニアさんより
「Repair Gardenが自分のブーツの修理にふさわしいのでは?この期に徹底的にやってほしい。」と遥々ご依頼いただきました。
まずのお電話を頂き、断片的な事項をお伝えいただき、詳しいことはともかくと・・・ご送付いただきました。
数日後に届いたご依頼のブーツは・・・

お電話でのお話通り【安全靴】との雰囲気が醸し出されている使い込まれたブーツです。
早速現物拝見させていただくと・・・
「うぅっ!!ウエルトが割れてしまっています」
これでは徹底的な修理をご希望となると高額な修理が大前提になってしまいます。。。

そして普段のお仕事柄の【体勢】に伴い、ご自身で切られたという【片足の履き口】

強引と言えば強引ですが、実用に伴う手段をとられた結果での【リアル・エンジニアブーツ】です。
加え、カカト部の中底も抜けてしまっている事からの強いご希望はカスタムでは無くあくまで【修理】。
素材料のご指定はなく当店で出来る範囲でのご対応をお任せいただきました。
「腕を揮(ふる)って取り組んで欲しい!」とのご依頼に・・・
本当に腕が震いそうなぐらいの喜ばしいプレッシャーを受けながらの【修理作業】になります。
まずは割れてしまっているウエルトの交換【リウェルト】になります。
こちらの作業には時間・お金・物理的なリスクが伴う事をご理解、ご了承いただき着工させていただきました。

※このブーツはグッドイヤー製法で造られていた為、ウェルトがしっかりしていないと元の製法での
ソール交換作業が困難になります。
次に切りっぱなしの履き口はご希望の【パイピング】処理を。
お仕事中の足当たりを考えての【太さ・柔軟さ】をお伝えいただき対応させていただきました。

修理に際し、素材ご指定をいただかなかったので当店でセレクトさせていただいた
【Vibram#700】を主に雰囲気や高長の寸法等、なるべく元へと近づけるよう努力させていただきました。
加え、中底の補修も対応。靴紐も左右の靴丈の相違に合わせて長さを調整した上で装着させていただきました。


返送後のご連絡では「これが自分流!これが自分だけのブーツ!」と大変喜んでいただきご納得の様子が伺え
私も本当に喜ばしい限りです。
今回のブーツはまさに【エンジニアのエンジニアによるエンジニアの為のブーツ】です!!
また、最後に・・・
今回カスタム・エンジニアさんからの当店へのリペアご依頼は改めて色んな意味で再確認させられた部分がありました。
リペアマンより感謝申し上げます。ありがとうございました。
【私は生活に密着した靴を直すのが大好きです。】