RED WING【レッドウィング】 アイリッシュセッターのソールカスタム

今回はレッドウィング・アイリッシュセッターのソールカスタムです。

ご覧のように、これぞアイリッシュセッターというブーツがベースになります。

 

お客さまのご希望は既製の【船底タイプ】から【ソール+ヒールの分離型】へとの事。
加え、濃い茶仕上げにてまとめる方向です。

よって、こちらのブーツはVibram#435を用い、ご覧のようにカスタムさせていただきました。

なかなか迫力のあるブーツになったのではないでしょうか?

このVibram#435、パっと見は一般的なハーフソールのように見えますが・・・
かなり厚みのあるハーフソール(約6mm)の為、通常のハーフソール(約2mm)のよう使用するには厳しいと思われます。
しかし、今回のように上手に取り入れる事で、より個性的な仕様になるのではないでしょうか?

 

RED WING ウェスタンペコスのソールカスタム

今回はご覧のRED WING ウェスタンTYPE・ペコスブーツのソールカスタムです。

こちらのブーツ、昨年末に雑誌掲載の際にカスタム施したブーツと同タイプの物です。

ご依頼主は当店へのRED WINGの修理・カスタムをご依頼いただいている常連のお客さまの中の
お1人で、以前よりこのブーツの方向性をご相談をいただいていました。

症状としましてはご覧のような【カカト浮き】に加え、【ソールの部分減り】が見られていました。

 

最初にご相談いただいた時から、年をまたぎご様子見をされていましたが
雑誌掲載のブーツを機会に、カスタムへのご要望をいただきました。

以下はお客さまのご希望を主に物理的に可能な限りのご対応にて完成したブーツです。

 

内容としましては【シングルミッド+#269】
ミッドとヒールはナチュラル仕上げ。ヒールは程良くピッチドに。

ヒールとヒールキャップのバランスはヒールが主になるようにとの事で
#700ヒールキャップの削り込み。となりました。

下の画像は「あのブーツカスタムとの相違を出してみては?」とお客さまからご提案いただきましたので
並べさせていただきました。

 

現在、思い当たるだけでも数名のRED WING フリークのお客さまにご来店いただいてますが
いつもそのお客さま達の目がキラキラと輝いている事をみると本当に嬉しくなります。

私は20年程前にウェスタンブーツという存在にノックアウトされが現在がありますが、
そのお客さま方々も同様、長年に渡りRED WINGと共に歩まれて来られているようです。

やはり、こだわりもあり情報も多々お持ちです。
ご来店の度、色々と教えていただいているので非常に勉強になります。

ブーツと共に生活がある方々は少なくないですね!本当に嬉しく思います。

履くと痛い!エンジニアブーツのストレッチ作業(縦伸ばし)

私も数足経験がありますが【甲部のテッペンが痛い】という症状に直に効果が望まれるストレッチャーです。
また、ブーツの足首部以上足が入っていかない。という症状にも試す価値があります。

上記はよくある【横に伸ばす】という作業のストレッチとは異なり【縦に伸ばす】という作業が可能な事からです。

ご興味のある方はまずこちらを→【前例・注意事項・価格詳細等】

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今回は今年に入ってからのストレッチに関するお問い合わせ内容をいくつかご紹介いたします。

Q1 【私の足の各所サイズを測かり、お伝えすればよろしいですか?】
A1 この作業はあくまで形の決まった器具を広げ、テンションをかける事しか出来ません。よってサイズをお知らせいただいても
   サイズ通りへの対応は不可能です。まずは【精々痛みなく履ける靴へ】が目的になります。

Q2 【女性物やセメンテッド(接着)製法のブーツでも対応は可能ですか?】
A2 作業時、それなりのテンションが加わる為、素材自体や縫製を含めた【造りが華奢な靴・セメンテッド製法の靴】はよりお薦めが出来ない部分があります。
   強いご希望があるお客さまには詳細リスクをご説明後に着工させていただきます。

Q3 【作業を行うにあたり、考えられる靴へのリスクは?】
A3 正直ノーリスクではありません。型崩れはもちろん。器具で生じる履き皺と異なる【独自のシワ】が入ります。
   また伸ばしたい部分のみのピンポイント作業は非常に困難ですし、伸びすぎた場合も含め
   必要に応じ後からインソールを入れて再調整との結果になる事も考えられます。

   加え、過剰な作業をすればソールの剥がれ(浮き)やアッパーの破れ等の危険性もございます。
   
Q4 【器具自体の販売はしていますか?】
A4 ストレッチは靴修理店としての業務内容の一部です。申し訳ございませんが、器具自体の販売はしておりません。

Q5 【自信を持ってお薦めしていない割に頻繁に紹介されてますね?】
A5 「足が痛いけど、この靴が履きたい!」という事を過去に私自信が幾度も経験しました。
   (私の場合はトンカチで叩いたり、水に浸けこんで揉んだり、暖房器具やドライヤーで暖めたり…と無茶をしましたが)
   
   そして、実際この器具により事が前向きに進んでいる喜びを多くのお客さまから頂いているからです。

   また【靴を縦に伸ばす器具の存在】を知っていただく情報の1つとしてご紹介させていただいています。

Q6【ストレッチの依頼したいのですが・・・】
A6 まずは【物理的・金銭的リスクの恐れ】をご理解いただき、現在感じられる範囲でよろしいので痛部の詳細(絵やシールにて)をお願いしております。
   (器具のアタリ位置との相性や必要に応じ対応出来る範囲でのポイント伸ばしの参考にさせていただいております。)
   あとは、ご来店・配送いただく段取りになります。
   
   
最後に、現在までこの作業でのご納得・成功率は残念ながら100%ではありません。
よって私からは「試されますか?」としか申せないのが現状です。

正直このような器具を使用せずに、多少の我慢があろうとも足を壊されない程度に
【ご自身の足で履き慣らす事】が出来るのであれば、私自信もそちらをお薦めいたしますし、
割り切れれば、【その靴とは縁がなかった】という考え方もあるかもしれません。。。

くどいようですがこの器具は「この靴の痛み、なんとかならない?!」とのお気持ちのお役に立てるかもしれません。
結果は試された方のみぞ知ることでしょう…お手伝いさせていただければ幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

エンジニアブーツ・甲部ベルトカスタム

今回はエンジニアブーツの甲部ベルトのカスタムです。

左がAfter/右がBeforeになります。

 

ベルトを一度外し、元位置より下へ移植。少々の角度の違いで雰囲気が変化する為
お客さまと綿密な打ち合わせ、ご確認をさせていただきながらの作業です。

ベルト位置を下へずらす事により重心が下へ落ちた感じになります。
(今回の作業は過去のモデルの仕様へのカスタムになります。)

今度は片足のみで見てみましょう。

 

ベルトの位置変更をするだけで【ブーツの顔】が変わりますね。

Timberland【ティンバーランド】6インチプレミアムブーツ

今回はTimberland【ティンバーランド】6インチプレミアムブーツの代表的なリペアになります。

まずに、アウトソールの交換になります。
Vibram#1136にて。

 

次は履き口の破れ部分の交換補修です。
患部パーツをブーツ本体からバラし、革にて巻きなおし元位置へ縫い戻しています。

 

ワークブーツのストレッチ作業(縦伸ばし)

私も数足経験がありますが【甲部のテッペンが痛い】という症状に直に効果が望まれるストレッチャーです。
また、ブーツの足首部以上足が入っていかない。という症状にも試す価値があります。

上記はよくある【横に伸ばす】という作業のストレッチとは異なり【縦に伸ばす】という作業が可能な事からです。

 

本年7月よりご紹介しております【エンジニアブーツのストレッチ作業】は現在全国より多くのお問合わせをいただいております。
理由にお近くの靴修理店さんでは器具の用意がなく、お断りされてしまったとの事をお伝えいただきます。

実際当店では、特にご遠方よりのストレッチ作業のお問合わせに関しましては、
作業内容が内容だけに「やってみないとわかりません。」
「最終的にはやはりダメかもしれませんが、試されます?」としかお答え出来ておりません。

配送修理の場合、送料も加わる事や先に明記した【結果がしっかり出る】とのお約束が出来ないがゆえ
後はお客さまのご判断にお任せしているのが現状です。

確かにノーリスクの作業ではない為、私自身も「是非是非!」とは決して申せない部分もございますが
現状は本当に多くの方々に喜んでいただいております。

よって現在ブーツシーズンは半ばになりますが、今回更に台数を増加させなるべく短期間でのお戻しを心掛けさせていただきます。

 

ご興味がございましたら【前例・注意事項】に目を通していただきたく思います。

【(ワーク)ブーツ甲上部ストレッチ 片足¥1575 / 両足¥2625 3日~4日の期間要】
(オプションで横伸ばし要の場合は 片足+¥105)

※また各種ストレッチャーのご用意もございますのでお問合わせいただければと思います。

WHITE’S【ホワイツ】ブーツ・ヒールキャップ交換

隣県からお持ちいただいたWHITE’Sのブーツのヒールキャップの交換です。

ご覧のようにヒールキャップがすり減っています。

 

ヒールキャップを脱着してみると・・・サイズは【34】。
ところが同じ【34】をあてがっても面積不足でした。。。

思うに、やはりレザー(ヒール)の性質か使用に伴い【ヒールが押しつぶされている】ようです。
(装着時に接着力を稼ぐ為、熱を与えた際ゴムが膨張している可能性もあると思います)

よって今回は1つ上の【36】にて対応。Vibram#419の形状上、仕上がりのバランスが気になりましたが
上手にまとまったと思います。

 

※現在当店では【WHITE’S】や【WESCO】等のオールソール交換やハードカスタムは設備や経験上の理由でお断りさせていただく場合がございます。よって、仕様によってはメイカ―さん、専門店さんでのご対応をお薦めさせていただいております。

(ヒールキャップの交換等の出来る限りのご対応はさせていただいております。)

カスタム・エンジニアさんからのリペアご依頼

今回は宮崎県都城市のモーターサイクル・カスタムSHOPさん

CRAZY ORANGE】 N様よりブーツ修理のご依頼をいただきました。

宮崎県都城市にて【CRAZY ORANGE】を手掛けるエンジニアさんより
「Repair Gardenが自分のブーツの修理にふさわしいのでは?この期に徹底的にやってほしい。」と遥々ご依頼いただきました。

まずのお電話を頂き、断片的な事項をお伝えいただき、詳しいことはともかくと・・・ご送付いただきました。
数日後に届いたご依頼のブーツは・・・

 

お電話でのお話通り【安全靴】との雰囲気が醸し出されている使い込まれたブーツです。
早速現物拝見させていただくと・・・

「うぅっ!!ウエルトが割れてしまっています」
これでは徹底的な修理をご希望となると高額な修理が大前提になってしまいます。。。

そして普段のお仕事柄の【体勢】に伴い、ご自身で切られたという【片足の履き口】

 
強引と言えば強引ですが、実用に伴う手段をとられた結果での【リアル・エンジニアブーツ】です。

加え、カカト部の中底も抜けてしまっている事からの強いご希望はカスタムでは無くあくまで【修理】。
素材料のご指定はなく当店で出来る範囲でのご対応をお任せいただきました。

「腕を揮(ふる)って取り組んで欲しい!」とのご依頼に・・・
本当に腕が震いそうなぐらいの喜ばしいプレッシャーを受けながらの【修理作業】になります。

まずは割れてしまっているウエルトの交換【リウェルト】になります。
こちらの作業には時間・お金・物理的なリスクが伴う事をご理解、ご了承いただき着工させていただきました。

※このブーツはグッドイヤー製法で造られていた為、ウェルトがしっかりしていないと元の製法での
ソール交換作業が困難になります。

次に切りっぱなしの履き口はご希望の【パイピング】処理を。
お仕事中の足当たりを考えての【太さ・柔軟さ】をお伝えいただき対応させていただきました。

 

修理に際し、素材ご指定をいただかなかったので当店でセレクトさせていただいた
【Vibram#700】を主に雰囲気や高長の寸法等、なるべく元へと近づけるよう努力させていただきました。

加え、中底の補修も対応。靴紐も左右の靴丈の相違に合わせて長さを調整した上で装着させていただきました。

 

 

返送後のご連絡では「これが自分流!これが自分だけのブーツ!」と大変喜んでいただきご納得の様子が伺え
私も本当に喜ばしい限りです。

今回のブーツはまさにエンジニアのエンジニアによるエンジニアの為のブーツです!!

また、最後に・・・
今回カスタム・エンジニアさんからの当店へのリペアご依頼は改めて色んな意味で再確認させられた部分がありました。
リペアマンより感謝申し上げます。ありがとうございました。

【私は生活に密着した靴を直すのが大好きです。】

Timberland【ティンバーランド】6インチプレミアムブーツのカスタム

今回はご覧のTimberland【ティンバーランド】6インチプレミアムブーツを
お客さまのご希望にそぐいカスタムさせていただきました。

 

まずはご指定の箇所の靴紐の金具の【ハトメ】を【カギホック(黒ニッケル色)】へ変更いたしました。

 

メイカ―純正の【ラグソール】からVibram#4014【トラクションソール】へ変更です。
なるべく見合うラスト(木型)を入れ、圧着します。

完成です。

 

【Vibram♯4014 ¥10500→¥8400 カギホック1ヶ所 ¥525(5ヶ所目より1ヶ所¥315)】

続 CHIPPEWA【チペワ】エンジニアブーツ 

今回は以前に【TOP部のCUT】加工をされたチペワブーツの続編になります。

元はこのような感じのブーツです。

 

ヒール低めのスポンジ素材のソールが装着されているブーツでしたが
お客さまのご希望でVibram#700への変更です。

今回はお客さまのいくつかのご要望を画像や図面でお伝えいただいた後
出来る範囲でまとめながらのご対応をさせていただきました。

①まずは強くご希望の360度に取り巻くウェルトからカカト上部のウェルトを排除しまとめさせていただきました。
 ヒールは先細りのピッチド系とのご希望です。

 

②次に元がローヒールだった為、積み革2枚に加え#700ヒールリフトも要に応じ削り込み
 なるべく元のバランスを崩さない様にまとめさせていただきました。

 

③最後にご指定の色合いでまとめ完成となりました。

 

お戻し後、「自分好みのブーツになった」と喜んでいただきました。
お客さまの中で完成の形が見えていたようなので、それに近づける事が出来て良かったです。
ありがとうございます。