アシックス 【レーシングシューズ】オニヅカタイガー

今回はご覧のレーシング用シューズの修理加工になります。

元は生ゴム仕様。製造時から時間も経っており、使用と共に素材の硬化・割れ等が見られました。

また現在は当時の規格のシューズでは本来の目的使用が不可ということもあるようで
【レーシング用→普段履き用】への変更をご希望です。

ドライビングシューズにも見られるカカト(つま先)のマクリアゲ部は製造時の接着跡が残る為
似た革を用い革あて縫いにてご対応。

(新ソールの再マクリアゲには限界があり、部分剥がれの危険が大と思われた事からです。)

ご希望の底素材(EVA+合成クレープ板)にてご対応させていただきました。

 

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この進行はスニーカーにも見られます。

当店ではスニーカー修理もご対応の出来る範囲では手がけさせていただきますが
正直なところ、お声かけいただいた物のほとんどが加工が厳しい造りをしております。

特に近代的な造りの物は手がけても見た目醜く、履くに対して不安が残るような手段しか
当店の技術ではご対応ができない場合も多くございます。

そういった面では今回のような造りの昔ながらのジョギングシューズという物が
当店で言う【スニーカー修理】に値すると思います。

昔はウレタン素材での大胆な形成ソール製造の技術がない分、
それが、当時の靴(スニーカー)達は修理が可能な造りをしている。
という事に繋がるのではないでしょうか??

当店の技術では修理加工不可というご判断のお靴も
そつなくまとめあげている修理店さんもございます。

特に、コンフォートシューズやハイテク系のスニーカー等を手がけていらっしゃるのを
見ると感心するばかりです。

以前より思う事に、現在のウレタン形成ソール等は【医療靴】等を手がけていらっしゃる方。
ハイテク系等は製造に関わっていらっしゃる方が修理の面でも
明らかに技術、知識をお持ちなんだろうなぁ。。。と思います。

履物のご相談はなんでも・・・と謳って(しまって)いる当店ですが
当店の技術、知識では現時点ではご対応できないモノも多くあるのが事実です。

・・・が出来る範囲のモノであればしっかりとご対応させていただきたく思っておりますので
今後共よろしくお願いいたします。

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靴修理・鞄修理店 東山Repair Garden【リペアガーデン】

〒464-0027 愛知県名古屋市千種区新池町4-72 TEL&FAX 052‐753‐7248
営業時間 11:00~19:00 定休日・・・土曜日

PANTOFOLA D’ORO【パントフォラ・ドーロ】

今回はイタリアの老舗フットボールシューズメイカー【パントフォラ・ドーロ】のオールソール修理です。

 

こちらの靴は当店で2度目のソール交換になります。

まずに【既製時】と【前回のご対応】になります。

 

そして今回は・・・まずにラバーMIDを縫いかけ、その後Vibram製EVA素材にてのご対応です。

 

お客さまのご要望の【より軽快な履き心地】に加え【底の縫い目を隠したい】との事で取り組ませていただきました。

RUNBIRD【ランバード】ウォーキングシューズ

今回はご覧のウォーキングシューズのカカト部修理です。

この仕事をさせていただいていると、時折ご依頼がある【ウォーキングシューズ】
デパート等での販売もあるせいか、特に上品なご年配女性がお持ち込みになられる事が目立ちます。

これらのウォーキングシューズ、私的には【スポーツメイカ―やしっかりとしたシューズメイカ―の物】と
【その他】という分類分けが出来ると思います。

前者の場合、基本そのメーカーのフラッグシップ的存在になりうるであろう
【造りがしっかりしている】部分を強く感じます。

この造りがしっかりしている物と感じる理由には、やはり歩行靴としての基本構造が保たれている事に加え
素材もウレタンをあまり用いず、タイミングさえしっかりアンテナを張れば、しっかりと直る。との印象がある事からです。

今回は正直【減り具合】が行き過ぎの部分もありましたが、先ずにアタッチをかました上で
ご覧のように対応させていただきました。

 

これらのしっかりしたウォーキングシューズは決して安価ではありません。
また、TPOに応じ履き分けが上手に出来ない私達に本当は1番必要な靴でもあろうかと思います。

このお仕事をさせていただいていると、【とてもくたびれた紳士靴】に遭遇する機会も少なくありません。
私もその場合「歩かれるお仕事ですか?」とお声かけさせていただくと
お客さまのお声も「規則で革靴しか…」なんて事を多々お聞かせいただきます。

もうかれこれ20年程前でしょうか?外国発の【スーツ+スニーカー】のスタイルがありました。

現在でも時折おしゃれな方がそのスタイルであったりするのを見受けますが、
雰囲気は【アパレルさん】かな?という感じの方です。

本当は歩く事がメインの一般の営業職の方にこそ、【機能性+運動性】の良いこれらの良質な靴が必要だろうなぁ。
とも思いますがいかがでしょう??

それにはまず、それらを受け入れられる靴文化がないと難しいかもしれませんね。。。
私も100年後には日本の靴文化が少しでも良くなっている事に期待し、少しでも貢献していければと思っています。

CAMPER【カンペール】 オールソール交換

今回はご覧のカンペールのスニーカーです。(前回の3足のご依頼の中の残りの1足になります。)

ご覧のようにソール全体に【割れ・欠け】等の痛みが生じています。

 

お客さまとのご相談で、同色のクレープ素材を用い既製時と同様に縫いかけをする段取りとなりました。

まずは元ソールを基準に合成クレープ素材を形成。アッパーに張り合わせます。

その後、アッパーとソールを縫いかけして完成です。

 

ソール端は既製時の【丸み】を再現。

色もほぼ同じという事で出来る範囲のご対応としましては上手にまとまったと思います。

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返送後のお客さまのお声です。

履き心地も見た目も、修理したことを忘れさせてくれるほど、違和感がありません。
特にゴミ箱に捨てる寸前だったカンペールが、ほとんど現状復帰しているではないですか!

ソールがボロボロに崩れてきたので、「靴って燃えるゴミだっけ?」なんて妻と話していたのですが、
海外旅行のお土産にこのカンペールを買ってくれた妻も、大変喜んでおります。

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捨ててしまおうか寸前の特別な靴がまた履く事が出来るようになったとの事。
お役に立てて私も嬉しい限りです!

このように靴を通して、多くの方々とコミュニケーションをとらせていただいている現状に
感謝と共に感激しております。

ありがとうございます。

BALLY【バリー】 スニーカーのカカト部修理

今回も前回のスニーカー修理と同様のカカト部の修理です。

現在の気軽に履ける(安価な)一般的な靴はセメンテッド(接着)製法にて造ってあるものが多く、ソールが剥がれた。
もしくは、ウェルトとソールの間に隙間が開いてきた。等【接着が剥がれた。】とのご相談が多々あります。

BALLYも製法上、その類の症状が目立つ靴でもあります。

BALLYの場合、その後安易に接着がきかない。とのケースも多々あることから
修理店さんによっては「うぅっ!BALLYがきた!!」と思われるお店もあるかと思われます。

※ここでいう接着がきかない。のはBALLYのレザーソールの場合ですが
 現在は専用プライマーでの接着下地処理にてスムースに接着が可能な場合が以前より増加しました。

今回のスニーカーはBALLYです。「もしかして…」 

…の心配はなくスムースに対応させていただきました。

 

【バリ~ッ!とバリー底が剥がれた。。。】なんてのは靴修理人にはおなじみ?の一説ですが、
底剥がれの件もさることながら、BALLY愛好の方々が多い事も事実です。

【赤の素材】を使った修理、加工

今回は【赤の素材】を使ったスニーカーのカカト部修理になります。

ご覧のようにカカトの減りが気になり、何か対策を。とのご相談をいただきました。

あります【赤の素材】が。

数年前より目立ち始めた【赤いソール】がトレードマークの婦人靴があり、それに伴いすべり止めやソール保護の用途で
赤いラバーハーフソールやラバーシートも普及しています。

もちろん今回の様な、赤を用いたカジュアルシューズへの対応も可能です。

 

PANTOFOLA D’ORO【パントフォラ・ドーロ】

今回はイタリアの老舗フットボールシューズメイカー【パントフォラ・ドーロ】のオールソール修理です。

この靴は以前にご紹介させていただいた【ドライビングシューズ】に通じる物があると思います。
よって修理内容も【元通り】への復元は困難です。

実は以前に数足程、元に近い造りへのオールソール作業をした事があります。
その時は独特のパーツ類の状態が良く再使用出来る範囲でしたので手がけましたが
今回の状態を考えると、それらの全てを作製していかなければならないと判断しました。

上記の様な場合、正直手間を考えると、当店の設備では商売になりません。
復元という形で直したい気持ちはありますが。。。

という事でお客様にご相談を・・・・。と思った矢先、「一般的な造りのラバーソールで」とのご希望でした。。。
よって下の画像のようにまとめさせていただきました。

 

今後の使用を考えてカカトを付ける事となり、バランス崩れを最小限に抑える為様子を見ながら仕上げました。

 

スニーカー修理

まずは【カカト】の修理です。

 

続いてソール全面の張り替えです。

 

スニーカーは元素材・デザイン性の強い物は対応が不可な場合もございますのでご了承ください。