今回はVibramソールを基に進めた加工一例です。
修理加工にあたり、Vibramソールの中でも傾斜角度を持った1枚型ソールの類を加工する進行です。

今回はワークブーツ等での定番ソール【#2021】を加工し進めてみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【修理前/元ソール→#2021ソール】の装着。(コレで完成という仕様も多いにアリですが・・・。)

P1050270

P1050275 P1050273
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【ご希望により#2021はあくまでMIDソールにした後、元造のラバーアウトソール仕様に。】

P1050277 P1050278

P1050280
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
#2021ソール部分は板物同素材で形成する事も可能ですが、積み重ねたラインが生じます。
その事からこの類のソールを用い、加工することでMID部が【面一で】ご覧のようにまとまる傾向があります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この類のソールは通常、【ポンと貼り付け、側面を削りまわし完成】という進行が主になる為、
今回のような加工の際には【+αのソール形成加工】としての【+αの料金】を頂戴しております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(この類のソールにはカカト部に空洞がある物がほとんどですので、加工する靴のカカト周りの大きさと
ソールに施された空洞の大きさを考慮する必要があります。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
近年、この類のソールに【青】【赤】【緑】等の色物が発売されていましたが
私的には「重厚な面持ちのワークブーツには派手な色物ソールはどうなのか?」と思っていました。
そういった面ではそれらのカラ―ソールは今回のようなスニーカーや色物カジュアルシューズの
加工基素材として使うのがベターかな?と感じています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
靴修理・鞄修理店 東山Repair Garden【リペアガーデン】
〒464-0027 愛知県名古屋市千種区新池町4-72 TEL&FAX 052‐753‐7248
営業時間 11:00~19:00 定休日・・・土曜日

【修理加工お問い合わせ】