今回は私の親父の靴になります。

内容は【ハーフソール+TOPリフト】の交換と靴磨きになります。

　

時折、親父から「この靴綺麗になるかな～？・・・まだ履けるかなぁ？」と遠慮がちに伝えられます。

正直申し上げますと、そのタイミングは忙しい時に限って・・・という事が多く・・・。
１瞬「・・・もう！時期ずらしてよ～。。。」と思いがちになってしまう器が小さい私ですが、
実は今回の靴は私が靴修理を始めた時の練習靴に始まり、中１度と修理をしてきた
【私にとっての特別な靴】でもあったのです。

思えば、父親の靴を直せるのは幸せな事。
遠慮がちに相談されるのも、気を使っての事と思えば、またこれも申し訳ないながらも喜ばしい限りです。

今回もそのような想いで修理をする機会をもらい、現在の多忙期の心のリセットになりました。
【初心忘るべからず】ですね。