UGG【アグ】ソール交換+α
今回はUGG【アグ】のムートンブーツ・ソール交換+αです。
【Before】
ブーツ本体は【黒→緑】への退色が多く見られ、ソールはカカト部を中心に磨減った状態です。
お客さま曰く、今回の機会にリソールをご希望。滑りにくい類似素材という事で
【ビルケンソール】をご選択いただきました。
加え、既存より多少厚底にしたいが、マネキも多少は欲しい。とのご希望をお聞きし
私なりにまとめさせていただきました。
【After】
地面接地部にあたるアウトソールはご希望のビルケンソールを。
ソールを厚くし、マネキも欲しい。とのご希望にはご覧の様に・・・
①お持込み時のカカトすり減りを排除したライン（既存ソール5mm残し）にて面出し。
②10mmのEVA素材を次に施し、前部に行くにしたがい薄くなるラインで形成。
③ビルケン（アウト）ソールの装着
（【+α】市販スエード補色剤にて黒くまとめています。）
と本来のこのブーツの持っているバランスと今回のお客さまのご希望の中間地点を狙った仕上げ。
元より、5mm強の厚底にも関わらず、靴がマネクべき場所になるべく負荷がかからないように。との狙いです。
上記ご説明後、試し履きいただき【OK】のご判断をいただけました。
UGGのこのタイプのブーツは基本フラット面でのソール構成が可能ですので
やる気になれば、どのような仕様でも仕上げる事ができます。・・・が
いかんせん本体が非常にヤワなので、重く・・・固くなる仕上げは極力避けた方がよいと思われます。
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靴修理・鞄修理店 東山Repair Garden【リペアガーデン】
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