DANNER 【ダナー】モカシン・修理&カスタム

今回は女性のお客さまからのご依頼のダナー・モカシンになります。

まずに、サイズは21.5cmと小ぶりな靴達。

今回はご覧の硬化してしまった凹凸ソールよりも【柔らかい履き心地】にされたいとの事。
出来れば凹凸型はハードすぎる印象で。と異なるソールをご希望です。
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当店にはVibramソールを多々ご用意しているのですが、21.5cmとなると

上手に装着出来るVibram既製ソールはほとんどありません。

とはいえ、現に既製靴に施されているではないか?と思われる方もいらっしゃると思います。

・・・はい。こちらと同じ凹凸ソールでしたら何とかご対応できます。

・・・が今回はこちらのソールとは異なるもう少し柔らかい感触のモノをご希望されていらっしゃるので・・・

という事で、【Vibram製EVA板物よりの切り出し】でご対応させていただきました。

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次靴(同メイカー・同サイズ)は【元よりVibram製EVAソール】が施してあります。

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「ん!?Vibram既製ソールあるじゃん!?」と思われますよね。
メイカー製造時は企画・製造の段階で用意が可能と思われますが、
我々のような修理屋が安易に手に入れる事の出来る素材としては
やはり【流通事情】も考慮した一般サイズのみ。という商品(ソール)が多いのも事実です。
・・・という事で今回は【すり減ったカカト部のみをラバー素材にて修理ご対応】させていただきました。
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靴修理・鞄修理店 東山Repair Garden【リペアガーデン】
〒464-0027 愛知県名古屋市千種区新池町4-72 TEL&FAX 052‐753‐7248
営業時間 11:00~19:00 定休日・・・土曜日

【修理加工お問い合わせ

夏の履物/サンダル修理(トング切れ)

今回も前回に引き続き【サンダル修理(トング切れ)】の対応策1例です。
ご依頼品はこのような女性用のトングサンダルでトング部は【非常に細い】仕様となります。
P1050556

前回の記事でもお伝えしましたように、【ソール入口の荷重がかかる部分】へのつなぎ作業は?
・・・この細さでは【補強素材を仕込んでも耐えられないかも?】と判断いたしました。
そこで以下のご対応を試みさせていただく事に。。。

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お客さまへは上記詳細をお伝えした旨、【ペンにて書き込んだラインでCUT・・・。】との進行をご提案。
お試し作業の含みもご理解いただき【ラインの選択】をしていただきました。
・・・結果、このサンダルの他のデザイン模様が【丸みのある尖り模様】ということで
それに似た【画像左側のライン】を基に更につめる事で進めるようご指示いただきました。
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進行が決まれば一気に進めます!

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見積もったラインにてCUTした後、新たにトング部分を作製。
CUT部の縫いかけ部とトング部には補強材をしっかりと仕込んでのご対応です。
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新トングの長さを仮組み(ソールの接着前)時に再ご来店いただき感触を試していただいた結果、
【長さを元長(仮組み長)よりも短めに再設定し、元装着の塩ビパイプはなし!】との事で完成へのご指示をいただきました。
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個人的には【もう少し太く】仕上げるべきか?と悩みましたが、
この細いトングがこのサンダルのキャラクターとなっている事を重視した上、
可能な限りの荷重分散も考慮した進行結果がこの仕様。
まずは【お試し】いただき、またすぐに切れるということであれば今一度ご相談くださるようお伝えいたしました。
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【修理加工お問い合わせ】

CAMPER【カンペール】ソール交換(マルチカラー化)

今回はCAMPERのソール交換+αになります。(既存ソールは既に劣化割れの症状がみえました。)

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「BLOG内に同じタイプの修理例があったので・・・」というお伝えから先に進められるご判断をいただきました。
このタイプはカカトの最後部のみ深いカップ型になっていますので、ソールを剥がせば・・・

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ご覧のようになってしまいます・・・。
そこでこの元ソール跡はご希望の革にて【目隠し処理】いたしました。

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ご希望内容は【靴紐の構成色内/ピンクと緑色】【素材はスェ-ド】【左右にそれらを・・・】。
こちらの素材は店内在庫には無い素材でしたので、ひとまず探してみたところ・・・比較的スムースに見つかりました♪
(素材は仕上がりに直結いたしますので見つかってよかったです。)
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また今回、こちらの革アテを元ソール跡の位置にそのまま施せば、今までなかったウェルトに大半が隠されてしまいます。
よって折角お選びいただいた素材を、靴のチャームポイントとしてしっかり反映させる為、【敢えて大きめ】にて施させていただきました。
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【ウェルト/ソール/TOPリフト】等の色構成もご指示いただきながら、このようにまとめさせていただきました。

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あくまでも【元の構成色】を引き伸ばし上手に配置。(CAMPER好きのお客さまのセンスをそのままに。)
CAMPERのキャラクターにそぐった進行が出来たのではないか?と思われます。
私からはご指定のなかった底縫い糸の色を選ばせていただき縫いかけさせていただきました。
全体的に上手く可愛くまとまった1足だと思いますが、如何でしょう??
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※このお靴に限らず、ソール交換をすることで履き心地は必ず変化いたします。
今回の進行は特に重量が増すということもふまえご参考にしていただきたく思います。
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婦人サンダルリメイク

今回はご覧の婦人用サンダルのリメイクになります。
元のピンク地部分の損傷が気になる。との事でご希望の【黒ベース】で仕上げさせていただきました。

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元より中敷きの無いタイプの為、このようなご対応にはここまで分解が必要です。
またこのような【分解状態時】にハーフソール+トップリフトも仕上げておいたほうが
以後の加工がし易く綺麗にまとめられると思います。

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【完成】です。(今回は【+α】のご対応として、既存のゴムヒールにピンクの巻き革対応を施しました。)

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このように新たな革素材を用いる加工の場合、在庫革状況によりご希望の革のご用意の可不可がございます。
またその素材にコダワリの部分が強い場合は申し訳ございませんが【郵送修理】不可の対象となります。

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UGG【アグ】ソール交換+α

今回はUGG【アグ】のムートンブーツ・ソール交換+αです。

【Before】

 

ブーツ本体は【黒→緑】への退色が多く見られ、ソールはカカト部を中心に磨減った状態です。

お客さま曰く、今回の機会にリソールをご希望。滑りにくい類似素材という事で
【ビルケンソール】をご選択いただきました。

加え、既存より多少厚底にしたいが、マネキも多少は欲しい。とのご希望をお聞きし
私なりにまとめさせていただきました。

【After】

地面接地部にあたるアウトソールはご希望のビルケンソールを。

 

ソールを厚くし、マネキも欲しい。とのご希望にはご覧の様に・・・

①お持込み時のカカトすり減りを排除したライン(既存ソール5mm残し)にて面出し。
②10mmのEVA素材を次に施し、前部に行くにしたがい薄くなるラインで形成。
③ビルケン(アウト)ソールの装着
(【+α】市販スエード補色剤にて黒くまとめています。)

と本来のこのブーツの持っているバランスと今回のお客さまのご希望の中間地点を狙った仕上げ。
元より、5mm強の厚底にも関わらず、靴がマネクべき場所になるべく負荷がかからないように。との狙いです。

上記ご説明後、試し履きいただき【OK】のご判断をいただけました。

UGGのこのタイプのブーツは基本フラット面でのソール構成が可能ですので
やる気になれば、どのような仕様でも仕上げる事ができます。・・・が
いかんせん本体が非常にヤワなので、重く・・・固くなる仕上げは極力避けた方がよいと思われます。

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婦人靴/TOTAL修理

今回は婦人靴のTOTAL修理です。
現時点で修理が必要な傷みの症状が見られる箇所全てを可能範囲で修理する。という進行です。

まずは【トゥのスレ(ハゲ)】と【ヒールの巻き革】です。

 

新素材をお客さまにセレクトいただいた上、このような感じで進めていきます。

 

【中敷き】も交換し、可能な範囲で本体も磨き上げ・・・完成になります。

ソールを代表にその他の箇所もそれなりに傷んでおりましたが、今しばらくは問題なし。と判断させていただき
今回のようにまとめさせていただきました。

紳士靴の修理加工が目立つ当BLOGですが、婦人靴のご依頼も多く承らせていただいております。
【婦人靴修理加工】お気軽にお声かけください。

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UGG 【アグ】 ムートンブーツ補修

今回はUGGのムートンブーツ補修です。

このブーツは素材や造りの問題から【普通に歩いているだけでヤラレが生じます。】
元は【防寒用】としての役割のモノで、【超厚手の靴下】というような感覚で捉えるのが本来の事。
よって【街履き/歩行用】として使用すれば、それに伴いダメージが生じてしまう。という流れです。

まずは【カカトのすり減り】です。(こちらは通常の靴達同様の症状です。)

今回ご依頼のブーツが【グレー系】であった為、グレー系素材での進行です。

 

補修素材は色が既存ソールより薄めな為、【目がソコに行きがち】ですがブーツ本体の素材切断面と同じ色合いで
黒よりかはまとまっている仕上がりになったのでは?と思います。

正直当店での【グレー系素材】のご用意はこの素材のみですので、状況によりご対応が不可の場合があります。
・・・あっグレー系、もう一点ありました。

「・・・。」(ご興味があればいかがでしょうか?)

次によくある症状です。

 

後部センターの裂け・・・。この症状は本当に多く見られます。
取り敢えず今回は軽症の部類と判断し、縫い合わせを施しました。

ただ素材を縫うだけでは【縫い糸により、ヤワな素材を再び裂いてしまう」事は目に見えていますので
補強テープを仕込んだ後に縫いかけしています。

お持込み時は【縦縫い糸での裂け】の症状が見られた為、修理時には縦縫い糸を入れず敢えて横糸のみで補修し
まずは様子をみていただくという段取りでご対応させていただきました。

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婦人ブーツ・オールソール交換

ワークブーツや紳士靴の修理加工が目立つ当BLOGですが、婦人靴修理加工もお承りしております。

今回は婦人ブーツのオールソール交換です。

 

ブーツ本体の割にはソールが薄い印象です。

またソール色が薄めな事もあり、このままの造り・印象での進行とされるか否や
お客さまのご希望をお聞きしたところ、【もう少し厚みのある、落ち着いた感じの仕様を。】との事でした。

お客さまに素材を決めていただき、ご意向詳細をお聞きしながら私なりにまとめさせていただきました。

 

ソールは既存の物より1.5倍程厚い物に。重さも増しますが、耐久性の向上をご理解いただきました。

ソール色は本体よりも濃い色(濃茶)でまとめあげる事で、重心が下へ。との印象でしょうか?
【地に足が着いた印象】が増したと思います。

ソールサイド部は【丸み】のある仕上げを施し、ブーツの印象を柔らかく見せるように努めました。
更に底ハガレが無いように。と底縫いも併用しております。

涼しさを通り越し、時折寒さも感じる今日この頃・・・ブーツご依頼お待ちしております。

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婦人靴【アンクルストラップ】加工

今回は婦人靴加工のご紹介です。

紳士物のハードなブーツ加工が目立つ当店のBLOGですが
紳士靴、婦人靴問わず、多くの方が日常で履かれているお靴の修理のご対応させていただいているのが現状です。

今回は最近多くのご依頼をいただいている【アンクルストラップ/作製・取り付け加工】になります。

 

歩くとカパカパしてしまう靴へ対し、足首に巻きつける【アンクルストラップ】の作製・装着をいたしました。
この方法で、カパカパ感が皆無にはなりませんが、【脱げ落ちる】事は防ぐことが出来ると思います。

こちらはお靴を履いていただいての長さ見積もりをさせていただく関係上、
ご来店いただけるお客さまのみへのご提供となりますので、ご了承ください。

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婦人靴・アンクルストラップ作製

今回は婦人靴加工のご紹介です。

歩くとカパカパしてしまう靴へ対し、足首に巻きつける【アンクルストラップ】の作製・装着をいたしました。
この方法で、カパカパ感が皆無にはなりませんが、【脱げ落ちる】事は防ぐことが出来ると思います。

 
こちらはご来店いただけるお客さまのみへのご提供となりますので、ご了承ください。

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